2006年06月23日

「サッカー禁止」「野球禁止」。これでいいのか?

W杯、日本代表の予選リーグ敗退は残念でした。今大会を振り返ると、サッカー界のあり方、というよりは、いまの日本の「教育」のあり方や、「行政」のあり方や、「社会」のあり方、イコール「日本」のあり方そのものに大きな欠陥や、間違った部分があるのではないかと思えてきます。

例えば、サッカー日本代表チームを強くするにはどうすればいいのか、といえば、「素晴らしいサッカー選手」を育成するしかありません。「選手」を育成する為にはどうすればいいのか、といえば、日本人に「サッカー」を始めて貰うしかありません。ではいまの日本に、学校の授業や、休み時間以外に子供たちが、サッカーを行う機会や、場所が十分にあるのか、といえば、かなりの問題があるのではないでしょうか。

次の「写真」を見てください。この写真は「東京都・江東区」の「公園」に立っている「看板」です。

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「サッカー禁止」

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「野球禁止」

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「野球・サッカーは禁止します」

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「野球禁止」

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「危険な遊びはやめましょう」

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これはちょっとやりすぎではないでしょうか(税金もかなり使っているでしょうし)。「サッカー」や、「野球」に危険な要素があることは間違いありませんが、だからと言って、「禁止」にしてしまったら、「子供」たちはテレビゲームか、御飯事か、塾通いくらいしかやることが無くなってしまいます(禁止されても、野球や、サッカーをしている子供はいますが)。

「禁止」や、「危険な遊び」と言われたら、「野球」や、「サッカー」をすることは「悪いこと」なのかという気持ちにもなってしまうでしょう。

「子供たち」が、学校や、専門の少年チームに入る以外に、「野球」や、「サッカー」や、「その他のスポーツ」を行う機会も、行う場所も無いことによって失う「可能性」は計り知れないものがありますし、それ以前の問題として、「子供たち」の成長にとって大きな弊害となってしまうでしょう。

以前、学校給食に「箸」を導入しようとしたら、「箸は刺さるから危ない」という抗議があって中止されたという話がありました。

確かに、「箸は刺さるから危ない」と言われれば、その通りですが、それを言っていたら、海にも、川にも行けなくなってしまいますし、「スポーツ競技」自体が出来なくなってしまいます。

80年代半ばから力を持ち出した、「人権屋」や、「プロ市民」や、「サヨク」の悪影響が大きいでしょうが、日本人から「生きがい」や、「可能性」を奪ってしまう、「悪平等社会」や、「競走排除社会」や、「過保護社会」を根本から変えていかなければ、日本は本当に駄目になってしまいます(Jリーグも、増えすぎたJ1チームを減らして、「競走」を厳しくするなどの改革が必要でしょう)。

同時に、「禁止」を教える教育から、「責任」を教える教育への転換も行わなくてはならないでしょう。

日本の公園にある「サッカー禁止」という看板を見ると、「子供たち」がいつでも伸び伸びとサッカーを行える環境がある「ブラジル」に大敗するのも当然かな、という気もしますが・・・。

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[参考]

ワールドクラスになるためのサッカートレーニング・高岡 英夫(著)

サッカー日本代表が世界を制する日―ワールドクラスへのフィジカル4条件・高岡 英夫(著)

スポーツスピード養成SAQトレーニング・日本SAQ協会 (編集)


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posted by スーパー原始人 at 06:55| Comment(10) | TrackBack(1) | 写真&動画館 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
異常とも思える「危ない危ない症候群」は、我が息子の学校でも増えてきています。最近では、ドッジボールが禁止になりました。ボールが顔に当たったら危ないからと言う理由。息子たちは、これに対して「くだらねえ」の一言。私も小学生の頃、ボールを顔に受けたことがあり、めちゃくちゃ痛かったことを憶えています。当たれば痛い、だから当たらないようにする。それでいいと思うのですが・・
あまりスポーツに縁のない国の人も多いので仕方がないと思う一方、こんなことではひ弱な子供を作るだけではないのかと自問自答している次第です。学校側の「訴えられないように」と言う姿勢は理解出来たりもするのですが、何かあると、すぐに文句をつけたがる親達(特に、中国、インド系)には、私自身、少しうんざりぎみです。
Posted by 人形焼 at 2006年06月23日 07:49
米国内の学校のことです。
Posted by 人形焼 at 2006年06月23日 07:52
人形焼さま。まさかアメリカでも日本と同じような状況が生まれているとは・・・。

学校だけではなく、医者なども同じですが、何でもかんでも「訴える」社会になってしまったら、身動きが取れなくなってしまいますよね。

もう、わんぱく小僧とか、ガキ大将のような、ドラえもんで言えば、ジャイアンのような子供はいなくなって、スネ夫や、のび太ばかりの世の中になっていくのでしょうか。

何だか寂しいですね。
Posted by 原 at 2006年06月23日 08:39
個人的意見を言わせてもらうなら、サッカー日本代表に足りなかったのは、勝利への執念とか敗北に対する怒りとか試合へのモチベーションとかそういったものが足りなかったと思います。野球と違ってサッカーはスマートな競技だという様な考えの選手が多かったような・・・。
 WBCの選手とは同じ世代なのですから、教育云々というより日向小次郎(わかります?)がヒーローになるようにならないと駄目なんじゃないでしょうか。野球マンガではクールな人物というのは主人公の敵役なんですけどねぇ。
 もうちょっとがむしゃらで泥臭い選手が見たかったです。このスマートさが日本サッカーの持ち味というのなら、やっぱり泥臭い野球のほうが面白いと思いますね。
 
Posted by シルバニア at 2006年06月23日 10:10
昔は知りませんが、最近だとこういうのを禁止したがるのはどちらかと言うと左派よりも右派だったりすることが多いと思います。

それから、悪平等社会の是正には賛成なんですが、それとサッカー(あるいは箸)禁止はあまり関係ない気が・・・
Posted by coin at 2006年06月24日 03:56
シルバニアさま。いまの日本代表チームは、「翼」の直撃世代ですから、日向とか、シュナイダーの影響を受けてはいると思いますが、翼君や岬君のほうがヒーローなのでしょうか。

「ハート」の問題は社会全般の問題でしょうが、サッカーの練習は、野球と比べるとかなり落ちますね。王監督もその辺を指摘していましたが、サッカー=人生という人が、野球に比べたら少ない気がします。

それでも第三戦の後は、悔しさが感じられましたが、WBCと比べると少し遅すぎましたね。
Posted by 原 at 2006年06月24日 09:43
coinさま。右翼が禁止したがるのは、聞いたことがありませんが、そのような動きも出ているのですか?私はHPなどでも見たこともないのですが、「ニセ」じゃないですかね。

「サッカー禁止」は、「悪平等」にではなく(そこもありますが)、「過保護社会」の方により比重を置いて考えていたのですが、

いまは学校の授業で、骨折などだけではなく、少しひどい切り傷などを負っただけで、怒鳴り込む人などがいますから。

社会が「豊」になれば、世界的にバーチャルな方向へ走る傾向があるのでしょうが、それでいいのかな、という気もしますね。
Posted by 原 at 2006年06月24日 09:56
 情けない連中め!
 馬鹿な考えも程ほどにして置いてもらいたいものだ。
 まあ、『危ない。危ない』と連呼してる奴等の方が危ない!
 こいつら、頭がどうかしてるんじゃないのか?
Posted by どらっへ at 2006年06月24日 21:24
どらっへさま。こんな看板を立てておきながら、「若者のチャレンジが・・」と言っているのを見ると情けなくなりますね。
Posted by 原 at 2006年06月25日 07:15
色々と問題の多い我が区ですが・・・
公園の立て札なんざ端から守らないのがデフォなんで、皆さん平気でキャッチボールや玉蹴りをしています…;それはそれでどうかと思うのですが、今回のエントリを読んである程度は図々しくっても良いのかもと思ってしまいました;
Posted by 足立区民 at 2006年06月27日 02:25
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Excerpt:  他の地方は知りませんが、私の地元では朝から土砂降りです。まさしく天があまりのふがいなさに泣いているようです。私はあまりサッカーに詳しくはありませんから、部分部分のことは分かりませんが、全体的に日本代...
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Tracked: 2006-06-23 10:12