2006年03月24日

「特定アジア」偏重から、「アジア」へ

WBC準決勝で「日本」に敗退した「韓国」は相変わらず「卑屈」な姿を曝しています。

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(スポーツ東亜)

台湾出身のワン・ジョンチは、日本のプロ野球の歴史を代表する強打者だった。宗主国アメリカから公認を受けることができない通算868本の世界最多ホームラン記録を持つ彼は、単一シーズン最多ホームラン(55)、打点(2,170)、得点(1,967)、満塁ホームラン(15)などで日本最高記録を保持している。

このような彼の輝かしい業績は、圧縮バット使用や相手投手の買収など何種類かの疑惑を抱えているが、華僑出身で日王から国民勲章を授与されるなど伝説的な野球スターとしての地位は日本国内では確固たるものだ。

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イチローへの「侮辱」。アメリカのサイトへのイチローの「ガセネタ」の組織的な書き込み。王監督への「捏造」記事・・・

さすがにここまで来ると、私の「我慢」も限界に達しそうですが、日本のマスゴミは、このような実態を伝えることは無いでしょう。

私は、そのようなマスゴミの「情報操作」「先送り」「誤魔化し」報道こそが、今日の外交問題の「元凶」であり、日本とアジアを不幸にしてきた「主因」だと考えています(もちろん「卑劣」な「圧力団体」の影響も大きいですが)。

最近のテレビや新聞を見ていますと、外交は「中国・韓国」。ドラマも映画も歌手も「韓流」。と「異常」な程の「偏重」振りです。

日頃から、「アジア、アジア」と大きな声を挙げている人も、その「アジア」という声をよく見てみると、そこには「中国・韓国・朝鮮」しか含まれていません。

そのような「偏重」したマスゴミ報道のせいで、私たち「日本人」は、大切な「友人」の存在を忘れてしまい、「友好」関係を広げ、互いに「学びあう」機会を失ってしまったのではないでしょうか。

例えば、「台湾」と「モンゴル」。私は、台湾とモンゴルには、戦後日本人が失ってしまった、いまの日本人に本当に「必要」なものがたくさん溢れていると思っています。

かつて「日本人」が持っていた「美しい生き様」が、台湾やモンゴルには残っています。「潔さ」「尊重」「敬う心」「公正さ」「郷土愛」「愛国心」彼らから「学ぶ」べきことは実に多い。

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(スポニチより)

王監督は誇り 台湾紙は絶賛

 台湾の夕刊紙、聯合晩報は日本が優勝したニュースを21日付紙面の1面トップで大きく伝え、王監督の活躍ぶりを“郷土の誇り”として絶賛した。共同電によると、王監督について「日本生まれだが、台湾籍を持ち、毎年のように台湾へゴルフに来る」と紹介。「6日間で地獄から天国へ」との見出しで「初めて日本のナショナルチームを率い、初代世界一に導いた」と功績を称えた。

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(読売新聞より)

台湾の中央通信は同日午後、日本の「世界一」を速報。

 「王監督は『スモールベースボール戦術』で、アジアの野球を世界のトップに導いた」と絶賛、台湾チームも次回大会に向け、日本チームの勝利を見習うべきだと伝えた。

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(スポーツ報知より)

旭鷲山25億円でテレビ局開局 モンゴルに来年1月

親日家の旭鷲山の希望は放送を通じてモンゴルと日本の懸け橋となることだ。「中国、韓国、北朝鮮などアジアのテレビでは反日的な番組が多いですよね。そういう部分だけでなく、日本の良いところをモンゴルから発信していきたい」と熱く話す。

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(スポニチより)

朝青龍、WBC米国戦に怒り/春場所

横綱朝青龍(25)が安定した勝ち方で4連勝した。(略)03年春場所が横綱初場所で、横綱として4年目に入った。「まだまだですよ。毎日、毎日が経験だよ」と、穏やかな顔で報道陣と接した。

 そんな表情が一変した。WBC日本チームのメキシコ戦勝利を喜んだ後で、米国戦での「誤審」に触れ、「ふざけるなよ。子どもの夢を壊すんじゃないって」と、目をむいた。勝負への執念は誰にも負けないだけに、審判の判定に左右された勝負に、自分のことのように言葉に力を込めていた。

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(スポニチより)

朝青龍、WBC日本敗戦悔しがる/春場所

横綱朝青龍(25)が玉乃島を下して5連勝した。支度部屋での話題はもっぱら野球のWBCについて。場所入りの時間になってもテレビにかじり付いていた。「韓国のファンが多かった。オレも日の丸振って応援しに行きたかったよ」と残念がっていた。

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(読売新聞より)

「野球世界一」へ一丸
 
準決勝、決勝の会場となったサンディエゴに着いた日。横綱朝青龍が「日の丸を振って応援に行きたかった」と話したと聞き、こう語った。「彼は高校から日本にいるんだったかな? オレもだけど、純粋な日本人ではない方が、かえって愛国心があるんじゃないか」

 父は中国大陸出身。自らは日本で生まれたが、台湾籍。甲子園の選抜大会で優勝投手となった早実高(東京)時代には、国籍の問題から国体に出場できなかった。それでも、日の丸を背負って戦うことに違和感はないという。

 大会前、会見で国籍について問われた時には、「日本で生まれて日本で教育を受け、日本で野球を覚えた。自分は日本人的な人間だと思っている」と言い切った。

 この「日本」への思いは、自らが歩んできた日本球界を誇る気持ちに通じる。WBCの公式ガイドでは、通算868本塁打という大記録とともに「日本の伝説的な野球のヒーロー」と紹介されている。大会期間中、ハンク・アーロン氏の持つ米大リーグの本塁打記録と比べる質問が相次いだ。王監督は「同じグラウンドで野球ができれば良かったが、過ぎたこと。比較する気はない」と答えた。

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「敵の敵は・・・」という視点に捉われることなく、台湾とモンゴル、さらにもっと広くアジア各国へ目を向けていくべきでしょう。

日本の「特定アジア」偏重からの卒業は、日本とアジアの「幸福」へと繋がるはずです。

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[参考文献]

一番、一番!真剣勝負・朝青龍 明徳(著)

土俵の上から見た不思議なニッポン人・旭鷲山 昇(著)

百年目の帰郷―王貞治と父・仕福

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2006年01月04日

「台湾の声」より 日本人として知らなければならないこと

新年早々、普段は武士道の「武」の字の欠片もない、朝日新聞が武士道を持ち出したり、最近、ブログやメルマガでは、「国家の品格」を取り上げて、道徳や倫理を問う記事が目に付きますが、このようなことを伝えずに、感謝の気持ちすら表していない日本人はどうなのでしょうか。

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(台湾の声より)

■常陸太田 大森博

日本人の多くの人に、このことは是非知っていただきたいと思います。

いかに台湾人は先の大戦で亡くなった日本人の遺骨を大切に祀っているかを。

その例は、私の父は昭和19年(1944年)台湾の基陸港で戦病死いたしました。戦没50年を機会に戦没地に一度は行って慰霊をしたいと思っていましたらば、1995年(平成7年)その機会があって訪台することが出来ました。

台湾人は終戦後沢山の日本人のご遺骨が放置されているのを悲しく思い、ご遺骨を台北、台中、台南、の三箇所に集めて「日本人遺骨安置所」を建立し手厚く祀っていると伺いました。
私が行きましたのは、台北市内から約15km北に位置する、 新北投温泉東約20km山中に日本人物故者約35,000柱の御霊を祀る古刹中和寺です。

中和寺の遺骨安置所に行って驚きましたのは、木の葉ひとつなく綺麗に清掃され、グラジオラスの花、お線香、そしてろうそくも火をともしていました。

日本国内で自分のお墓さえこのようにすることが出来ないことを、台湾人が終戦後は外国人である日本人の御霊をこのように手厚く祀ってくれていることです。

これほどに日本人を尊敬してくれている国民は他にいるでしょうか。私たち日本人はそれに応えているでしょうか。今こそ教科書で台湾は中国の一部でなく台湾であること、台湾が立派な独立国であること、を明記させるとともに、台湾海峡は日本のシ―レンである事を認識し行動を起こさなければならない時期と思います。

このことが台湾人に対する恩返しと思いますが・・・・・・。
日本と台湾は永遠の友人であるべきです。


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おそらく、日本人に無視された場所で、今日も亡くなった日本人を祀って下さっている台湾人の方々は、他にもたくさんいることでしょう。

そのことを伝えず、感謝すらしない。そんな日本人こそ「恥」を感じるべきではないでしょうか。

このことを知っている日本人が、殆ど存在しないことを見ただけでも、戦後日本は間違っていたとしか言いようがありません。

下らないイデオロギーに囚われて、歴史を直視できない、差別主義者のエゴイスト左翼がいかに腐っているか。

それと同時に、もっと大きな声を上げてこなかった歴史を知っている人たちも、大いに反省する必要があります。

戦前のように世界中から大絶賛されていた日本人の復活には、過去に対する「感謝」の気持ちが必要でしょう。戦後、途切れてしまった過去に対する「感謝」の気持ちなくして、現在に「感謝」の気持ちは蘇ることはないでしょう。

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[参考文献]

帰らざる日本人―台湾人として世界史から見ても日本の台湾統治は政策として上々だったと思います・蔡 敏三(著)

新・ゴーマニズム宣言SPECIAL 台湾論・小林 よしのり(著)

国家の品格・藤原 正彦(著)

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2005年12月04日

「台湾・与党大敗北」と相変わらず「バカ」な朝日新聞

台湾の統一地方選で与党が「大敗北」しました。

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(産経新聞より)

与党敗北、陳総統苦境に 台湾・統一地方選

2008年総統選の「前哨戦」とされる台湾の統一地方選の投開票が3日行われ、最大野党、国民党が23の県・市長(任期4年)ポストのうち、6増の14ポストを獲得して大勝、馬英九主席が同日夜、記者会見して勝利宣言した。与党、民主進歩党(民進党)は4減の6ポストにとどまり大敗、昨年12月の立法委員(国会議員)選敗北に続く痛手となった。(略)

陳総統は政治体制の「台湾化(自立化)」路線を進め、台湾の実情に合わせた大幅な憲法改正を公約に掲げているが、今回の敗北で政権の求心力はさらに失われ、公約実現の可能性は遠のいたようだ。

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この重要な選挙の結果を、日本のニュース番組は全く(まともに)取り上げていません。

本来ならば、特集を組んで、今後の台湾とアジアや日本に与える影響について、専門家の意見を取り上げながら分析するべきです。

今回の台湾の選挙を日本で言えば、この間の選挙で、ジャスコ岡田民主党と共産・社民党が大躍進したようなものです。

陳総統(民進党)は、小泉総理(自民党)と同じく、台湾の自立と真のアジアの友好関係(主従や属国としてではなく)を目指してきた人物です(「陳総統は政治体制の「台湾化(自立化)」路線を進め、台湾の実情に合わせた大幅な憲法改正を公約に掲げている」)。

そんな人物が影響力を失った意味を日本人は、もっと真摯に受け止めるべきです。仮に、小泉自民が、この間の選挙で敗北していたとしたら、日本は小泉以前のように、中国に対して、「属国」として毎年、莫大な「上納金」を支払う生活に舞い戻っていたのだという危機感を持たなければならないでしょう(中国に対して「上納金」を支払うということは、当然、他の国に対しても支払うことになります)。

台湾にとっても、日本にとっても「次の選挙」(日本は自民党総裁選挙も)は非常に大きな意味を持つことになります。


そんな危機的状況が、日本に迫っているにも関わらず、「ペテン紙」の朝日は「バカ社説」をダブルで掲載してきました。

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(朝日新聞より)

秘密収容所 「人権の欧州」ならば

 米国の国務長官の外遊といえば、「人権」をかさに、民主化の遅れた国を批判するのが常だ。ところが、ライス米国務長官の今回の欧州行きは、勝手の違うことになりそうだ。

 ドイツ、ベルギー、ルーマニアなどを5日から歴訪する長官を待ち構えているのは、「米国による人権侵害」という問題であるからだ。

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社民党 福島さん、旗印は重いぞ

小泉自民党は「小さな政府」を掲げ、社会の格差を広げる政策を進めている。民主党も方向性はさほど変わらない。憲法改正にも積極的だ。その結果、平和や環境を大事にし、働く人の権利や福祉を重視したい有権者が行きどころを失っている――。

 確かに、そうした有権者がいたからこそ、小泉劇場に沸いた総選挙で社民党は票を伸ばせたのだろう。全国の比例ブロックで得た370万票は、前回を70万票も上回った。


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朝日新聞の主張する人権とは「イデオロギーという色眼鏡を通して見た人権」でしかありません。その辺は「非戦」などに執筆していた人物たちも同じです。アメリカが動いた時だけ出てくる「人権」。フセイン政権時代のイラクは無視。チベットも東トルキスタンも朝鮮もチェチェンも、その他の「小国」で行なわれている人権侵害は無視。こういう冷酷な連中が存在しているからこそ、「真の人権問題」が影に隠れ多くの人たちが犠牲になり続けているのです。

二つ目の社説は、「書いた奴出て来いよ!」という内容です。ここまで国民を馬鹿にした社説は久しぶりではないでしょうか。

「平和や環境を大事にし、働く人の権利や福祉を重視したい有権者が行きどころを失っている――。 」

社民党に投票した人物だけが、平和や環境や福祉を重視していると。本当にふざけた話です。「プロ」として社説を書いているからには、ペンネームでもいいので、「名前」と「顔」を出して、報道ステーションで同じことを言ってもらいたいものです。

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[参考文献]

本当に「中国は一つ」なのか―アメリカの中国・台湾政策の転換・ジョンJタシクJr(著)

「朝日」ともあろうものが。・烏賀陽 弘道 (著)


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2005年12月02日

明日は「台湾」県市長選挙

ここ最近、メルマガ「台湾の声」が、台湾の県市長選挙の分析を連日取り上げているのですが、日本のマスコミは殆ど取り上げていません(地上波は全滅でしょうか)。

この選挙は、2008年の総統選挙に繋がる、台湾にとっても日本にとっても非常に重要な意味を持つ選挙です。

もしも、反日親中勢力が勢いを増して、総統選挙でも勝利を収めたとしたら、アメリカに民主党、韓国にウリ党、そして、中国、朝鮮と日本は完全に反日四面楚歌に陥ってしまうことにもなりかねません。

そうなれば、日本国内でも反日・自虐勢力が息を吹き返すこととなるでしょう。これだけ重要なニュースにも関わらず、まともに取り上げるテレビが無いことは、日本の悲劇です。

新聞では、今朝の読売新聞がかなり大きくスペースを取って報じていますので、参照してください。

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(読売新聞より)

優勢の国民党・馬主席 人気者は対日強硬派

馬氏は、その容姿や米国留学歴などから、大衆的な人気が高い。その一方で、日本に対しては厳しく、「中国と同じ傾向の主張」(日台関係筋)と注目されている。

「沖ノ鳥島は排他的経済水域を有する島ではない」。馬氏は10月下旬、台湾も領有権を主張する尖閣諸島に関する集会で、日本当局の違法操業取り締まりに抗議する漁民とともに、日台両当局を批判した。(略)その日も「漁業権だけでなく主権問題を話し合うべきだ」と訴えた。馬氏は、日中の火種の東シナ海のガス田についても台湾の権益を訴えている。

歴史問題でも強硬だ。小泉首相の10月の靖国神社参拝について、「数十万人の台湾住民を殺害した日本軍人が祭られている」と批難。「太平洋戦争前、だまされたりして強制的に大陸に送られた台湾の従軍慰安婦は1000人以上」とも発言。

一方で馬氏は、中国の民主化や人権にも厳しい目を向けており、「親中派」でもない。今年が戦後60周年で、支持基盤の外省人への配慮から厳しい対日姿勢を示しているとの見方もある。台湾では、李登輝・前総統に続き、陳水扁政権も対中戦略上、親日傾向が強い。だが、馬氏の国民党が政権奪回した場合、「日本との距離」を取る可能性が高い。

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現在、台湾では馬氏の人気は絶大なものがあります(日本で言えば、安倍氏のようなもの)。今回の選挙で国民党が勢いづけば、「馬総統」誕生の可能性は高くなります。「支持基盤の外省人への配慮から厳しい対日姿勢を示している」という見方もありますが、中国に近づくことは間違いありません。

「中国には覇権主義など無い」。最近、こう発言をする日本人が増えていますが、そのような言葉に惑わされることなく、「現実」を直視し続けることが大切です。選挙は3日に行なわれます。

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[情報掲示板]

兵頭二十八氏が「反日プロパガンダ」に対して立ち上がりました。英語に自信がある方はぜひ協力してください。

篤志つうじ倶楽部

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[参考文献]

中国の宿命・黄 文雄(著)

いま、日本人に伝えたい台湾と中国のこと・謝 雅梅 (著)

あたらしい武士道―軍学者の町人改造論・兵頭 二十八 (著)


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2005年11月22日

ブッシュのモンゴル訪問をまともに取り上げない日本のマスコミ

ブッシュ大統領がモンゴルを訪問しました。

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(共同通信より)

イラク派兵に謝意表明 米・モンゴル首脳会談

アジア歴訪中のブッシュ米大統領は最後の訪問地となったモンゴルの首都ウランバートルでエンフバヤル大統領と会談し、同国のイラクへの軍部隊派遣などに謝意を表明。この後、演説を行い、1990年に社会主義独裁体制から無血で民主主義に移行したモンゴル民主化の進展を称賛した。現職の米大統領によるモンゴル訪問は初めて。中国とロシアという大国に挟まれた人口約280万人のモンゴルは昨年、中ロと中央アジア4カ国で構成する上海協力機構の準加盟国となるなど中ロとの関係を強めており、今回の訪問は、こうした動きにくさびを打ち込む狙いがある。


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この話題をまともに取り上げたマスコミはありません。ブッシュ大統領がなぜモンゴルまで脚を運んだのか。アメリカは「広い視野」を持って自らの国益と危機に対処しています(「中国とロシアという大国に挟まれた人口約280万人のモンゴルは昨年、中ロと中央アジア4カ国で構成する上海協力機構の準加盟国となるなど中ロとの関係を強めており、今回の訪問は、こうした動きにくさびを打ち込む狙いがある」)。これ以外にも日本国内では全く問題とされていませんが、「モンゴル統一運動」もアメリカは「影」で支援しています。日本では「分断」や「統一」と言えば「朝鮮半島」の話ばかりですが、モンゴルも「分断国家」であることを、もっと強く認識する必要があります。

朝鮮半島の場合は、どちらかが「エゴ」を引っ込め、どんな「苦労」をも共にするというのならば、明日にも統一は可能です。しかし、モンゴルの場合は「口先だけの同胞」とは違い、「真の同胞」との感情を持ちながらも、一方は「異なる民族」に占拠されたままとなっています。内モンゴルには、共産党によって大量の中国人が移住させられ、環境問題などを口実に様々な「分断工作」が行なわれ、統一運動を行なった多くの活動家たちが拘束、殺害されています。

小泉総理は、特定アジアとの関係をよくしていく為には、アメリカとの関係強化が必要だと言いました。この考え方は正に正論で、加藤、福田、公明、共産、社民のような、直接特定アジアとの関係を構築しようとしたものたちによって、かえって関係が悪化する原因が増えているのを見れば一目瞭然です(KGBの時と同様に買収されている薄汚れた者もいれば当然の話ですが・・・「KGBは日本に二百人以上の協力者のネットワークを持っていた。この協力者を通じて、日本の対ソ政策をソ連に有利に導くことのほか、日本の有力政治家、とくに自民党、社会党の内部に親ソ連ロビーをつくることに努めていた。この政治家の親ソ・グループも長はKGBからかなりの額の資金を受け取っていた」)。

小泉外交については、「機能していない」「八方塞だ」と騒ぎ立てている人たちがいますが(こちらにも「工作員」がたくさんまぎれていますが)、日本のマスコミが伝えない所では、東南アジア諸国を中心にして大きな期待を集めています。この辺のことをもっと知るためには、「特定アジア」(中華圏)という概念を広めていくことが必要となります。

小泉総理の「次」の総理や、そのメンバーは『アジア』諸国との関係を大いに強化していくべきでしょう。麻生外務大臣などは台湾との関係も太いので、次の段階へ進む可能性は期待できるでしょう。

モンゴルと言えば、特定アジアとは違い、世論調査でも、日本やアメリカに対する親近感が高い国ですから、かなり前から強い要望が寄せられている「大相撲公演」などは、予算的に問題があるなどと言っていないで、積極的に国が支援をしてでも早急に行なうべきでしょう(中国への無用なODAを削れば直ぐにでも行けますし、「モンゴル場所」も可能です)。

同時に旭鷲山の活動を支援したりすれば、日本とモンゴルの友好関係は更に深まり、双方にとって非常に大きな利益を齎すことでしょう。

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(サンケイスポーツより)

【大相撲】“旭鷲山テレビ局”モンゴルで来年放送開始

モンゴルの恵まれない子どもを支援するために大相撲の幕内、旭鷲山が設立した「旭鷲山発展基金」(ウランバートル)が29日、モンゴルに新しく設立されるテレビ局の経営権を獲得した。近く正式な認可が下りる見通し。

 現役力士の旭鷲山は経営には直接関与しないが、「相撲をはじめ、日本の姿を伝えるかけ橋になりたい」と意気込む。来年の旧正月からモンゴルで6局目のテレビ局として放映を始める予定という。早大の通信教育過程で情報関連の勉強もしている旭鷲山は「大学で学んだことを生かしたい。インターネット事業との融合も考えている」。

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日本のODAを他の国に回したり、反日活動に使ったり、軍拡に使ったりしている国に渡すのは即刻止めて、モンゴルのような国で、旭鷲山の行なっている活動のようなことを支援するべきです。それならば日本人の多くも納得するでしょう。

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[参考文献]

土俵の上から見た不思議なニッポン人・旭鷲山 昇(著)

モンゴル紀行 街道を行く5・司馬 遼太郎 (著)

スーホの白い馬―モンゴル民話・大塚 勇三, 赤羽 末吉 (著)


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2005年11月15日

「台流」ブームが日本と台湾を目覚めさせアジアを救う

プサンにおいて、例のごとく中国が靖国参拝を批難してきました。

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(共同通信より)

ヒトラー引き合いに靖国参拝非難 中国の李肇星外相

【17:11】 【釜山15日共同】中国の李肇星外相は15日、韓国釜山で「ドイツの指導者がヒトラーやナチス(の追悼施設)を参拝したら欧州の人々はどう思うだろうか」と述べ、小泉純一郎首相の靖国神社参拝を非難した。

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ヒトラーうんぬんというプロパガンダは、理論的に完全に破綻していますから、日本の政治家や外務省は、しっかりと反論していただきたいと思います。

特定アジアの「支配者」たちは、反日で連帯し、アジアの国民を不幸にし続けることを確認したようですので、日本国民は一層気を引き締めなければなりません。

先日、日本と韓国が観光事業の推進において、7項目の合意に達したという発表がありました。来年からは、そこに中国も加えて東アジアの観光事業について話し合う場を設けるとのことですが、そんなニュースの影で、日本人の台湾旅行者数が過去最高を記録しました。

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(毎日新聞より)

台湾:日本人観光客、年100万人 若い女性が急増、20日にも達成

台湾交通部(交通省)観光局は、台湾を訪れる日本人観光客が初めて年間100万人を突破することが確実となったことを明らかにした。今月20日ごろ到達の見通し。(略)

増加の主な要因として同局の黄静恵国際部長は、キャラクターを使った宣伝の成功▽日本からのチャーター便増加▽台湾のアイドルグループが登場したテレビドラマの日本での放映▽中国の反日活動の影響による旅行先変更−−を挙げた。(略)

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この流れを上手く活用できれば、日本と台湾が抱えている「危機」のみならず、アジア全体の平和と安定にとって、大きなきっかけとなる可能性があります。

アジアの平和と安定を実現する為には、政治や経済の結びつきが重要なこととなりますが、それよりも遥かに重要なことが「精神性」がどうあるかということです。

仮にアジア(世界)が、特定アジアのごとき、自らの「犯罪行為」と「弱さ」を誤魔化す為に、反日や反米や反台という「不健全な精神性」を必要とするようになったらどうなるのか。彼らの「暴力」に迎合するということは、日本とアジア全体に「危機」を拡散するだけでしかないこと、ポチ以下の「奴隷」となるだけであることを強く認識しておく必要があります。

「不健全な精神性」を有した者たちが社会を牛耳ったらどうなるのかは、自虐派が日本に齎した「害悪」を見れば一目瞭然。「人間性」を持たず、「個人」と化してしまった者たちが生み出すものは、「差別」と「対立」と「抑圧」でしかありません。

人類の歴史を振り返って見たならば、「大陸」や「半島」が「個」を主張したときには必ず大きな不幸の時代が到来しています。

「個化」した彼らが齎すものは、「GOD」と「奴隷」、「正義」か「悪」か、「支配者」か「被支配者」の関係だけです。そこに現在の人類の限界と終焉のタネが内蔵されているのです。

日本の戦争は全てが侵略。靖国神社には参拝するな。日本は悪。日本は加害者。文化は一方通行。イスラム教は悪。キリスト教は悪。黒人は劣っている。白人は優れている。

「二分論的思考」しか出来ないものを「個人」という。彼らに何かの「可能性」を見出せますでしょうか。

自らが「GOD」になりたい者や、奴隷となりたい者にとってはそれでもいいでしょう。行き着く先にどれだけの「被害」があろうとも、「個人」のエゴを最優先するというのなら、特定アジアに迎合するのがよろしいでしょう。

「金」でこころを売り、「力」に対して卑屈になる。そんな日本の未来の姿が目に浮かびます。



「2050年には中国の国内総生産は、アメリカの2倍、また日本の6倍になると予想されています。日本は、もしそれまでに精神的にも文化的にも再起することがなければ、今度はアメリカ的モデルから中国的モデルへと移行する危機に陥るでしょう。そしてそうなれば、かつての空海や最澄の時代のような、自ら豊饒たらんと欲した意欲的選択とはならずして、自分自身であることを放棄したがゆえに無防備の一民族の、赤子の手をひねるがごとき容易な隷属化をもって終わることでしょう」(ジェルマントマ)



しかし、多くの日本人は「奴隷」となることを望んではいないでしょう。着実に進みつつある日本の「奴隷化」を私たちが抑止するには、新しい「価値基準」を打ち出す必要があります。

その鍵は、「大陸」や「半島」の暴力文化ではなく、人類が、何千年、何万年、何十万年と保持し続けてきた、自然や動物たちと共存共栄していたころの「公の平和システム」にあります。

その文化がかろうじて残っているのが、日本や台湾やポリネシアなどをはじめとする「海洋国家」や、チベットやネイティブなどの「陸の孤島」です。

「人と人」「人と自然」「人と動物」「生と死」「見えないものを感じる力」。

これらの文化を喪失してしまった結果として生まれたのが、「差別」「環境破壊」「家畜」「奴隷」「虐殺」「文化の単一化」などです。

日本が、アジアが特定アジアのような社会になるのがいいのか。それとも、日本や台湾や原始社会のような「八百万」の社会になるのがいいのか。世界が「八百万」化しなければ、今後も「犠牲者」の数は増え続けることでしょう。

特定アジアや日本の左翼や原理主義者たちの「暴力」による犠牲者を、これ以上増やさない為には、日本の復活が不可欠です。日本が復活し、積極的に、「多様性」の保全と、推進に努めたとき、「個人」は目を覚まし、「人間性」を取り戻すことになるでしょう。

現在、アジアで覇権を拡げようとしている、特定アジアや日本の左翼の「暴力主義」には、絶対に屈してはなりません。

その為には、日本と台湾がアジアの防波堤と化す必要があります。

日本と台湾が本来持っている「平和文化」を発信出来ない状態にあるのは、一にも十にも、「歴史の分断」と「洗脳政策」にあります。

そのことによって失ってしまったのが、「自信」と「誇り」です。

日本と台湾が「自信」と「誇り」を取り戻したとき、日本も台湾も再生し、アジアの平和と安定の為の大きな推進力となることでしょう。

日本再生の鍵は台湾に、台湾再生の鍵は日本に。韓流よりも遥かに多くの「台流」を日本人が愛し、受け入れ、必要としたとき、台湾人のこころは、「大陸精神」の呪縛から大きく解放されることでしょう。そのことは同時に日本人のこころを「大陸精神」の呪縛から解放することにも繋がります。

韓流ブームは多くの日本人を「盲目」にしたのと同時に、多くの日本人を「偽りの韓国像」から解き放つ効果を齎しました。

「台流」ブームは日本人を「開眼」させ、真の日本の姿を知る為に大きな効果を齎すことでしょう。

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[参考文献]

もっと知りたい! 台湾TVドラマ

COMICMAN F4 PHOTO&TALKBOOK

母国は日本、祖国は台湾―或る日本語族台湾人の告白

台湾人と日本精神(リップンチェンシン)―日本人よ胸をはりなさい

帰らざる日本人―台湾人として世界史から見ても日本の台湾統治は政策として上々だったと思います

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2005年11月14日

「社説」は「署名」入りで書くべきではないか

朝日新聞の社説が「何人」で書かれているのかはわかりませんが、「定期的」にとんでもない人物が現れるのは間違いない。

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(朝日新聞より)

それぞれの思惑で進む「アジアゲーム」のなかで、影の薄いのが日本だ。農産物貿易や靖国問題でアジアの国々との溝を深め、外交の主導権を握るどころではない。日本こそ地域発展のかなめという積極的なメッセージを小泉首相が出すには、どうすればよいのか。

 コメを含むいっそうの市場開放。環境などでの経済技術協力。鳥インフルエンザなどに対する医療支援。貧困層を含めた生活の底上げに日本が手を差し伸べることを確約することだ。

 同時に、政治的にも文化的にも自由な日本の価値や実像を、もっと伝えるべきだろう。こうしたことで、「歴史問題」のくびきを軽くすることができれば、外交に説得力が増すだろう。


 アジアを舞台にした日米中の「三国志」を地域全体の共存のゲームにする。そのカギは、「開かれた地域主義」というAPECの理念である。


〜〜〜

自らが問題を作っておきながら・・・。この人物は本当に「アホ」なのではないのかと思ってしまいます。なんだか、報道ステーションの「偏向イデオロギー解説者」の加藤氏とダブりますが、朝日新聞の記者は「自然体」で物事を眺める力がないのでしょうか。

アジアの「溝」を深めているのは、農産物貿易や靖国問題や歴史問題ではなく、「根本的」な問題は、中国であり、朝鮮であり、韓国であり、アメリカであることがわからないようです。

チベット・東トルキスタン・内モンゴル・台湾に対して中国は何をしているのか、軍拡を続け、核で恫喝し、領海を侵犯し、麻薬を密売し、拉致をし、偽札を作り、コピー商品を作り、アジアどころか、世界の「共存」を阻んでいるのは誰なのか。

「支配」と「共存」の違いすらわからないほど、この記者は「アホ」なのか。

食料の問題も「開放」よりも大切なことは、全ての地域が「自給率」を上げることです。大規模な気象被害などが起こった際に、日本人を飢え死にさせたいのでしょうか。

「靖国」も「歴史」も、「事実を捏造・歪曲」し、自らのイデオロギー活動の為に「問題化」したのは、誰なのか、靖国や歴史問題という「虚像」で一番損をしているのは、特定アジアの「愚かな支配者」の下で生活している「国民」であることも、朝日新聞にはわからないのでしょう。

朝日新聞が支持しているのは、「平和に対する犯罪者」であり、自らも「犯罪者」と化していることに気が付かないのなら、平和の為に細々と活動してもらうしかありません。

朝日新聞には自らが実現したい「アジア世界像」があるのでしょうが、このまま朝日新聞の部数が減らずに、エゴを通し続ける環境を、日本国民が許したのなら、ジェルマントマ氏が指摘するような、「朝日新聞にとっての理想郷」が誕生することでしょう。



ソ連に継ぐ疫病神、中国

「共産主義中国は、これまた、何百万という無辜の人々の血に覆われ、ソ連と同類の錯乱の歴史をたどってきました。ここから陥った同様の袋小路から、現政権は、消費社会という処方箋で脱出しようと足掻いている真っ最中です。これがアメリカ的モデルに取って代わる代替案になりうるなどと、誰が一瞬たりと信じうるでしょうか。いったいどこまで盲目になれば、毛沢東主義が、覇権回復の尽きせぬ夢を叶える秘法であるなどと信じられたのでしょうか。(略)2050年には中国の国内総生産は、アメリカの2倍、また日本の6倍になると予想されています。日本は、もしそれまでに精神的にも文化的にも再起することがなければ、今度はアメリカ的モデルから中国的モデルへと移行する危機に陥るでしょう。そしてそうなれば、かつての空海や最澄の時代のような、自ら豊饒たらんと欲した意欲的選択とはならずして、自分自身であることを放棄したがゆえに無防備の一民族の、赤子の手をひねるがごとき容易な隷属化をもって終わることでしょう」(ジェルマントマ)



「アジアを舞台にした日米中の「三国志」を地域全体の共存のゲームにする。そのカギは、「開かれた地域主義」というAPECの理念である」



「共存」社会を築きたいのならば、アメリカや中国や共産主義のような「個の文化」では不可能です。

ジェルマントマ氏が、「共存」社会の希望を見出したのが、日本の「公の文化」です。いくら「開かれた地域」が作られたとしても、そこに暮らす者たちが「個人主義」や「共産主義」や「中華思想」や「宗教原理主義」という「個」を主張しあったのならば、現在、EUで起こっている「個の対立」を世界に広げるだけでしかありません。

日本の役割は、「個」を超える新たな「価値基準」を世界に広めることにあります。

朝日新聞の「暴挙」を、このまま野放しにし続けたならば、日本の末路は「奴隷」でしかありません。

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[参考文献]

日本待望論―愛するゆえに憂えるフランス人からの手紙・オリヴィエ・ジェルマントマ(著)

*マスコミ・政治家・教師を目指している人は必読です。

朝日新聞の正義―対論 戦後日本を惑わしたメディアの責任・小林 よしのり他(著)

虚報の構造オオカミ少年の系譜―朝日ジャーナリズムに異議あり・井沢 元彦(著)

朝日新聞の戦争責任―東スポもびっくり!の戦争記事を徹底検証・安田 将三(著)

朝日新聞の大研究―国際報道から安全保障・歴史認識まで・古森 義久他(著)

朝日新聞が中国を驕らせる―反日、反米の呪いと親中媚態言論の正体・山際 澄夫(著)

「朝日新聞」を疑え―傲慢と欺瞞の病理を衝く・伊勢 暁史(著)

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2005年10月22日

世論調査もいろいろ

大相撲のラスベガス公演は大成功に終わり、日本テレビを中心に各テレビ局が公演の模様を伝えていましたが、相撲文化はプロの世界のみならず、アマチュアの世界でも大きな広がりを見せ、来年の春には北米でツアーが行なわれることになりました。

〜〜〜
(ロイターより)

相撲イベント、ニューヨークで開催へ

来年春に開催される相撲の北米ツアーの前哨イベント、「バトル・オブ・ザ・ジャイアンツ」が22日、当地のマディソン・スクエア・ガーデンで開催される。

世界9カ国から集まった相撲取りの計量が20日、行われた。

先週大阪で行われた男子の第13回世界相撲選手権で金メダルを獲得したトーステン・シャイブラーさん(ドイツ)も出場する。

優勝賞金は1万ドル(約115万円)。

〜〜〜

現在、日本以外の相撲競技は、国際相撲連盟を筆頭に、ヨーロッパ・ドイツ・イギリス・ロシア・チェコ・フィンランド・オランダ・ハンガリー・ポーランド・タイなどに連盟が存在していています。

連盟が無い地域でも、ブラジルやトンガやアメリカなどでも競技人口を増やし続けています。そして、なんと言っても、日本の相撲界で大活躍しているのが、モンゴル勢です。

このモンゴルから、日本を眺めてみますと、また違った一面が見えてきます。今年の8月に行なわれた世論調査と、中国・韓国で行なわれた世論調査を比べてみてください。

〜〜〜
(モンゴルは外務省、中国・韓国は日本リサーチより 今年6月調査)
*モンゴルの調査は選択肢が複数の場合は2つに集約

Q日本に親しみを感じますか?

「中国」

日本に親しみを感じる  16%
日本に親しみを感じない 71%

「韓国」

日本に親しみを感じる  18%
日本に親しみを感じない 79%

[モンゴル]

日本に親しみを感じる 72.8%
日本に親しみを感じない  19.3%

*日本の「反日・自虐派」によりますと、日本は全アジアから嫌われているはずですが、モンゴルでは全く逆の結果となっています。

Q軍事的に脅威を感じる国は?

「中国」

アメリカ 66%
日本   16%
ロシア  2%

「韓国」

北朝鮮  36%
日本   22%
米国   20%
中国   11%

[モンゴル]

(日本は)
平和的な国  12.8%
警戒を要する 5.1%
好戦的    2.9%

Q仲良くしたらよい国は?

「中国」

ロシア  24%
北朝鮮  19%
韓国   18%
日本   1%

「韓国」

米国   34%
北朝鮮  30%
中国   24%
日本   4%

[モンゴル]

日本  37.4%
アメリカ  35.1%
韓国    14.0%
中国    10.4%

*ここでも違った一面が見えてきます。

その他の注目ポイントも見てみましょう。

中国や韓国といえば、「日本はモノマネばかりじゃないか!」と常々声を上げるわけですが、モンゴルから見るとどうなのか。

[モンゴル]

(日本は)

独創的、創造的  24.0%
人まねをする   0.9%

中国・韓国の、「日本は国際的に孤立しているじゃないか!」との主張を、モンゴルから見るとどうなるのか。

[モンゴル]

(今後、日本は国際社会で)
孤立する   8.5%
そう思わない 87% 

*「孤立している、孤立していない」ということは、いままでは政治や経済の面の影響が非常に大きかったわけですが、今後は、各国民が政治や経済の影響を超えて声を上げることになってくるでしょう。その時、韓国はスルーでしょうが、中国に対する「非難」の声は欧米や日本や東南アジアの現地人や中国人から大きくなることは間違いありません。その「圧力」に対処する為に中国は、韓国・朝鮮やアフリカ諸国との連合体を組んで、欧米と日本に対してくる。それにどう対するのか。モンゴルではいま、「内モンゴル」回復の声が経済の発展と共に強くなってきています。その辺の事情も上手く活用する必要があります。

中国・韓国では、「小泉総理」や「天皇」は憎悪の対象となっていますが、モンゴルから見るとどうなっているのか。

Qあなたが好感を持つ日本人は?

魁皇  91人 
貴乃花 65人 
小泉総理  33人 
高見盛 26人 
黒澤明 24人 
天皇陛下  21人

*ここでも中国・韓国とは全く違った面が見えてきます。

日頃から「アジアが、アジアが」と声を上げている人たちも、取り上げるのは「特定アジア」の声ばかりであって、モンゴルの世論調査を取り上げたテレビ番組はありません(知っている範囲では)。日本人は本当の意味でのアジアの声を知らない。その弊害がどれだけ大きいことか。

それでいいのか。

また今後、「特定アジアの世論調査」が出てくるでしょうし、その結果を取り上げて、「靖国参拝のせいだ!」「小泉外交のせいだ!」と批難してくる人たちも出てくるでしょう。

「小泉内閣が誕生してからアジア外交はボロボロになった」
「アジアとの友好関係はボロボロじゃないか」

そのように騒ぎ立てる人たちがいます。その時はモンゴルの世論調査を思い出してください。

[モンゴル]

Q日本に親しみを感じますか?

日本に親しみを感じる 72.8%
日本に親しみを感じない  19.3%

Qあなたが好感を持つ日本人は?

魁皇  91人 
貴乃花 65人 
小泉総理  33人 
高見盛 26人 
黒澤明 24人 
天皇陛下  21人

(今後、日本は国際社会で)

孤立する   8.5%
そう思わない 87% 

(世界の平和と安定に一層貢献するようになる)

そう思う   68%
そう思わない 10.3%

いままでの「特定アジア」やアメリカに偏った目線から、より「多角的」な目線を国民が持つ。
その時、孤立するのは誰なのか。アジアと日本のなかで「一番悪い奴ら」が孤立することになるでしょう。

テレビや新聞や政治家のコメントから「正体」を見抜く。国民が「見方」を変えるだけで日本もアジアも世界も変わります。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

[参考文献他]

大相撲力士名鑑〈平成17年度〉・「相撲」編集部

大相撲タイピングソフト 横綱

相撲甚句特撰集

紙の破壊王 ぼくらが愛した橋本真也・『紙のプロレス』特別編集

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2005年10月02日

「台湾の声」より【周知を】大阪靖国訴訟の原告は「台湾の戦没者の遺族ら」ではない!!

メルマガ「台湾の声」の編集長 林建良氏より、今回の大阪高裁の靖国訴訟の裏側を多くの日本人に周知してもらいたいとの記事が配信されましたので、その実態を「台湾の声」より伝えたいと思います。

〜〜〜

読者の皆さまへのお願い

昨日の大阪高裁の靖国訴訟の判決に関するほとんど報道は原告団の一部を「台湾の戦没者の遺族ら」と表現しています。

これは大きな誤りです。その原告の名簿に載せているほとんどの台湾人は自分が「原告」になったことすら知りませんでした。今回の訴訟は日本の左翼勢力と中国の連携プレーであり、その主役を演じたのは高金素梅という支那人の子孫であることは明らかなのです。

「原告となっている何人かの台湾人の住所は、台湾に存在しない架空のものだった。これらの原告は実在しないのであろう。更に、同じ住所の原告は十一組、二十六人いる。それは、十一世帯から複数の人が原告となったのであろう。」

「更に追跡すると、何と多数の原告は訴訟のことを知らなかったのである。ある人びとは、日本政府から賠償をもらえることになったと言われて、名前を出したと言い、またある人びとは、高金素梅主催の集会に参加しただけで、訴訟のことは何も知らされなかったと言う。靖国訴訟を知っていたのは、彼女の側近や、親中組織「中国統一聯盟」のメンバーぐらいなのだ。」

 
 以上は私が調べた事実で、2003年9月号の「正論」で発表したものです。
この事実を是非沢山の日本人に周知してください。

      「台湾の声」編集長 林建良 2005年10月1日

〜〜〜

テレビや5大紙に、ここまでの裁判の「裏側」について報道したところはありませんが、裁判の「不可解なねじれ現象」については、読売や産経新聞が社説などで報道しました。今回の裁判官も、とは言いませんが、弁護士も含めて日本の少なくない司法関係者が、特定アジアなどに「買収」されていることは、多くの人たちが指摘しています。

靖国の参拝については、増田俊男氏の発言に全て現れています。

〜〜〜

実はアメリカで、エネルギー問題で日本に関わる重大な問題が持ち上がっていたのである。日中で領有権を争っている尖閣諸島の問題である。長年懸案であった帝国石油の採掘権の許可が下りたことから、年内に試掘準備が予定されているが、中国は試掘を阻止するためには武力行使も辞さない構えである。これを発端に韓国も竹島の領有権行使に出ようとしている。さらに北朝鮮が日本に攻勢をかけてくる。(略)
エネルギーとマネーの争奪戦が武力行使も辞さない勢いで所かまわず展開されている今日、日本に求められるのは(古い云い方だが)挙国一致内閣である。内紛をしている場合ではないのである。私の民主党落とし運動の根は実はここにもあったことを告白しておきたい。小泉氏が靖国参拝をいつまでも断念しない意味が今に分かるだろう。「日中関係改善のためにお止めください」などというのは「子供の話」!
(増田俊男)

〜〜〜

「参拝するな!」などという発言は論外です。もちろん、参拝反対派にも、日本の国益の為に確たる信念と戦略を持って発言している人もいますので、一概には言えませんが、先日、中国要人と会談した、民主党の新代表である前原氏は「靖国参拝反対」と「日本の戦争は全面的に侵略だった」と表明しました。これで、もう前原氏は一国の代表者になる「資質」が無いことが、はっきりとしました。

前原代表のままで、民主党が政権を獲るようなことは断固阻止しなければならないでしょう。前原氏には改革が「抜け穴」だらけにならないように「だけ」大いに頑張って頂きたい。

小泉総理の「謝罪」が、「靖国参拝」とセットになっている意味を分からないのならば、この国の代表者たる資格はありません。

小泉政治を後退させてはなりません。小泉総理が命を懸けで作り上げてきた新生日本が、これから進むべき道は、一日でも早く、櫻井よし子さんが記事の中で伝えている、いま現在、苦しみのなかにある人たちの声を国会議員が堂々と発言できる社会を築くことです。

〜〜〜
(櫻井よし子Wsより)

凄まじい中国の人権弾圧

アーキン氏は人権を守るための国際組織「アムネスティ・インターナショナル」の報告を紹介した。

「2001年9月11日から2005年までに、ウイグル族3,000人が逮捕され、200人が政治犯として獄につながれ、50人が処刑されたと報告しました。ウイグル族は1000年以上もの間、東西の文明を融合させてきた民族です。シャーマニズム、仏教、キリスト教、イスラム教を共存させ、異なる宗教も異なる民族も全て受け入れてきました。その文明の融和のなかで、中国侵入までは、我々は完全な独立国でした。

それがなぜ、いま、テロリストとして弾圧されなければならないのか。東トルキスタン(ウイグル)を踏みにじり続ける中国政府の責任を厳しく追及する」

ネパールのカトマンズで「チベット機構」を主宰するツェテン・ノルブ氏も烈しく中国を非難した。

「我々は第二次世界大戦終了時まで明確に独立を維持していた。しかし、中国は1949年の建国直後にわが国に軍事攻撃を加え、59年には大弾圧を開始。以来、我々は主権を奪われ、従属を強いられてきた。国際社会から注目されてはいても、ダライ・ラマ法王によるチベットの自主独立回復の動きは進まず、今や、法王でさえ、独立を求めないかわりにチベット人の民族性が尊重されるなら現状を受け入れると、後退した。チベット民族が消滅するまで中国は弾圧を続けるのか。この瞬間にも、中国政府のチベット人への弾圧は続いている。そして世界は、何ら行動をおこさない。アジアの民主主義は中国によって潰されていく」

強烈に中国の弾圧を批判した彼らは有無を言わせぬ中国統治の直接の被害者である。

〜〜〜

日本人が、戦前の日本人のように、どのような強大な敵の脅迫にも買収にも暴力にも怯まず、正しいことの為には、胸を張り、誇りを持って、堂々と主張が出来る世の中を取り戻す為に、小泉純一郎は、精神的に大腐敗した戦後日本を再生する戦いを続けてきました。そのなかで、安倍氏が中川氏が中山氏が麻生氏が立ち上がったではないか。彼らは、小泉内閣以前の日本であれば、特定アジアや、戦後日本の「卑屈」さと「腐敗」の象徴である「朝日新聞」などの手によって、簡単に抹殺されていたことでしょう。

小泉総理と安倍・中川・中山・麻生氏と、鳩山・菅・岡田・田中真・前原氏を比べてみれば「覚悟」が全く違うことがわかると思います。

日本人が「卑屈」と「自虐」のなかにあることは、他のアジアの苦しみの中にいる人たちを見捨てることと同じなのです。

民主党・公明党・共産党・社民党・自虐売国左翼。その「卑屈」さと「エゴ」の影で、今日も多くの人たちが、「弾圧」され、「虐殺」されている。人間の心を持っていない者たちは、政治の世界からも、報道の世界からも消えるべきなのだ。彼らの主張する、上辺だけの「人権」や「平和」という言葉に騙されてはいけない。

日本人はしっかりと自らの「歴史」について目を向けなければなりませんが、戦前・戦後通じてアジアの敵は中国であった。戦前、中国は数百年間に渡って、アジアで唯一欧米列強の手先となり、「搾取」「虐殺」「略奪」「強姦」を繰り返してきた。戦後、中国は文革・大躍進・チベット・ウイグル・内モンゴル・朝鮮・ロシア・インド・ベトナム・フィリピンなどで「侵略」「虐殺」「弾圧」「ホロコースト」「搾取」「強姦」と億単位の人たちに被害を与え続けてきたのだ。日本にも犯罪者と知っていながら何度も何度もビザを発給し、犯罪者を大量に送り込んでいる。日本人が一生懸命働いた財産を中国の犯罪者どもは奪い、大豪邸で生活しているのだ。その被害は日本のみならず、欧州や米国にも及んでいる。それらの「犯罪行為」について中国は一切の「謝罪」も「賠償」も行なってはいない。欧州の民間団体の試算によれば、中国が支払わなくてはならない「賠償金」は、1000兆円を軽く超えるそうだ。

そんな、「人類史上最大の犯罪国家・中国」にとって、日本の自虐・売国派の存在は大きな助けとなっている。既に日本の自虐・売国派の暴走行為は「国内問題」ではなく「国際問題」となっているのです。

靖国問題は、「隠れ」自虐・売国派をも一気にあぶり出すことができる大きなチャンスです。靖国裁判の「裏側」もしっかりと認識して、誰がこの国の未来にとって必要なのか、誰がこの国の未来にとって「害」をなす者なのか、見極めていく必要があります。

*メルマガ「台湾の声」に掲載された、林氏の「論文」を「以上は私が調べた事実で、2003年9月号の「正論」で発表したものです。この事実を是非沢山の日本人に周知してください」との事なので記事の最後に掲載しますので、ぜひ多くの人に伝えてください。

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[参考文献&メルマガ]

*特定アジアに汚染されて「単一化」した日本に台湾という薬を!

台湾人と日本精神(リップンチェンシン)―日本人よ胸をはりなさい・蔡 焜燦(著)

帰らざる日本人―台湾人として世界史から見ても日本の台湾統治は政策として上々だったと思います・蔡 敏三 (著)


日本の植民地の真実・黄 文雄(著)

新・ゴーマニズム宣言SPECIAL 台湾論・小林 よしのり(著)

「台湾の声」

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(「台湾の声」より)
【論文】靖国を訴えた台湾の女性国会議員の背後関係

平成15年9月号「正論」より
        
     「台湾の声」編集長 在日台湾同郷会顧問 林建良(りんけんりょう)


●多数の原告は訴訟のことを知らなかった


 靖国問題は百パーセント日本の内政問題である。日本の内政問題である以上、いかなる外国の団体や個人も、靖国問題に干渉する資格はない。戦後、台湾人はこの日本に対する礼儀を守ってきたが、今年二月十七日に、台湾の原住民枠で選出された高金素梅・立法委員(国会議員)と彼女に同調する台湾人が、小泉純一郎首相の靖国神社参拝によって苦痛を与えられたとして、訴訟を起こした。その原告団には日本人も含まれている。二月十七日の朝日新聞夕刊に、「台湾戦没遺族ら提訴、『精神的苦痛』と国など」の見出しで以下のように報道された(敬称略)。


 小泉首相が今年一月を含めて三年連続で靖国神社に参拝したことに対し、台湾人一二四人を含む二三六人が十七日、「首相の参拝で精神的苦痛を受けた」として国などを相手に一人あたり一万円の損害賠償を求める訴えを大阪地裁に起こした。小泉首相の靖国参拝をめぐっては〇一年夏の最初の参拝に対し、韓国人を含む戦没者遺族らが東京、大阪、福岡など六地裁で違憲確認などを求めて争っているが、今年の参拝をめぐる提訴は初めて。

 この日提訴した原告のうち三十四人は台湾の先住民族で、うち十二人は第二次大戦中に「高砂義勇隊」として日本軍のために戦って命を落とした隊員の遺族。同義勇隊は旧日本軍が作業要員などの名目で募集したが、実際はフィリピンやニューギニアなどに送られて実戦に加わり、犠牲者も多かった。遺族に死亡通知が届かず、いまだに行方不明扱いになっている例もあるという。

 遺族ら原告は訴状で、「首相の参拝は、国が特定の宗教団体を支援している印象を与えるもので、政教分離を定めた憲法に違反する」と主張。さらに「首相の参拝によって、それぞれの立場から戦没者に思いをめぐらせる民族的自己決定権などが侵害された」として、国と小泉首相本人、靖国神社の三者に対し、連帯して総額二三六万円の慰謝料を支払うよう求めている。

 
朝日新聞の記事は、台湾人が主体となってこの訴訟を起こしたような印象を与える。一台湾人として私は、これは本当なのか、と直感的に疑問を感じた。なぜなら、歴史問題にケチをつけて他国をゆするやり方は、過去に執着しない大ざっぱな台湾人の国民性にそぐわないからである。

 
 一九四七年に起こった二二八事件では、蒋介石政権は台湾人エリートを三万人以上も虐殺した。しかし、虐殺を実行した責任者たちはその後も政府機関にとどまり、現在も悠々とした生活を送っている。台湾人はこの民族粛清とも言える虐殺事件の加害者たちの責任すら追及しないのだ。

 このようなずぼらな国民性だから、歴史から教訓を学ばず同じ誤ちを何回も繰り返してしまうのだが、明るく寛容な台湾社会もその国民性から生まれたと言えよう。これは執念深い大陸民族の中国人との決定的違いなのである。にもかかわらず、戦後五十八年もたって、台湾人が靖国訴訟を起こしたというニュースを聞いた瞬間、私は「本当に台湾人なのか」と疑問が湧き、訴訟の経緯を検証する気持ちになった。

 何とか訴状の副本を入手してみると、驚くべきことに原告となっている何人かの台湾人の住所は、台湾に存在しない架空のものだった。これらの原告は実在しないのであろう。更に、同じ住所の原告は十一組、二十六人いる。それは、十一世帯から複数の人が原告となったのであろう。大戦後、支配者として中国から渡ってきた国民党政権の専制独裁政治で、台湾の法治制度が崩壊したために、司法を根底から信頼しなくなった台湾人は、裁判沙汰を極端に嫌がるようになった。よほど大きな被害でも受けない限り、家族が語らって原告になるというのは、極めて不自然である。

 そこで、更に追跡すると、何と多数の原告は訴訟のことを知らなかったのである。ある人びとは、日本政府から賠償をもらえることになったと言われて、名前を出したと言い、またある人びとは、高金素梅主催の集会に参加しただけで、訴訟のことは何も知らされなかったと言う。靖国訴訟を知っていたのは、彼女の側近や、親中組織「中国統一聯盟」のメンバーぐらいなのだ。訴状の【請求を基礎づける事実】の部分に、「その他の原告らは、かつて日本の植民地支配によって、さまざまな被害を被った者たち、またはその子孫である」と書かれているが、何人かの原告は、戦後に蒋介石と一緒に中国から台湾に逃げ込んできた者であり、植民地支配とは全く関係がないのである。

 私は日本の司法は厳正で信頼性の高いものだと信じていた。しかし、実在しない人物や訴訟の事実を知らされていない人びとを原告とする訴訟が受理されるようでは、日本の司法の公正さが疑われても仕方がない。常識的に考えると、偽りの原告で訴訟を起こすのは、詐欺行為ではなかろうか。この外交問題にも発展しかねない訴訟を、なぜ日本の裁判所は原告の実在と意思を確認せずに受理したのであろうか。

 当事者の了承も得ずに適当に名前をかき集めて靖国訴訟に参加した高金素梅の態度からみても、小泉首相の靖国神社参拝に苦痛を感じたと主張する彼女が真剣にこの問題に取り組んでいるとは思えない。彼女の活動は主に派手なパフォーマンスでマスコミの目を引く手法である。彼女は今回も気軽な気持ちでこのパフォーマンスを演じたのであろうが、この問題の背景には根の深いものがある。

●反靖国活動に乗り出した経緯


 高金素梅は、いつの時点から、あるいはどのような動機、目的から、今回の行動に出たのであろうか。台湾の週刊誌『新新聞』の記事(八五一号二〇〇三年六月)によると、彼女は、「去年、台湾を訪れた日本人に、日本に虐殺された原住民の子孫がなぜ靖国神社に参拝するのかと聞かれてから、関心を持ちはじめた」「台湾大学教授許介麟とその日本人妻藤井志津枝や尹章義、夏鋳九と彼らの日本の友人の協力でやっと事件の経緯を理解した」と語っているが、その「日本人」とは誰なのか。雑誌に名前が上がっている許介麟、藤井志津枝、尹章義、夏鋳九はすべて親中反日派である。靖国問題に関心も知識もなかった彼女が、反日派の手引きでこの訴訟に絡んできた構図が浮かび上がってくる。 

こうした反日左派の誘導によって高金素梅が日本で反靖国活動を開始したのは二〇〇二年八月である。同月十二日、彼女と戦没原住民の遺族と自称する張雲琴華は民族衣装に身を包んで、靖国神社に行き、同神社に原住民の合祀取り下げを要求した。この張雲琴華は、高金素梅の側近である張俊傑の妻なのだ。高金素梅らは原住民の踊りと歌で、「罰当たり」なパフォーマンスを神前で行った。

 そして彼女は、「私たちの先祖が高砂義勇隊に参加したのは志願によるものではない」「台湾人は死んだ後も日本人に抑圧されなくてはならないのか」とメディアに語っている。彼女が用意した声明には、「戦争を起こした者と戦争の被害者が一緒に祭られることで、歴史が歪められている」「日本軍は一九一〇年から一九一五年までの間、原住民を大量に虐殺した上に、生き残りや子孫たちを高砂義勇隊として強制的に徴兵し、南洋に送って弾丸の的にさせ、灰塵に帰させた。二代滅族の重罪だ」とあった。

 その後、彼女は終戦記念日の八月十五日に、大阪で行われた「第十七回アジア・太平洋地域の戦争犠牲者に思いを馳せ、心に刻む集会」(佐治孝典委員長)に参加している。この左翼の集会のテーマは「戦争と靖国」である。この「心に刻む会」とは、「靖国神社を支えてきた日本の民族的エゴイズムを内部から打ち破る」ことを目的とする会で、毎年終戦記念日前後に日本の「侵略の犠牲者、加害者」を証言者として招いて集会を行っている。

 この会は一九八五年の中曽根康弘首相の靖国神社参拝をきっかけに発足したものだが、中国政府がそれまで行わなかった首相の靖国参拝批判を突然開始したのがこの年だから、中国の反日戦略に相呼応するかたちで組織されたのだろう。この会が「南京大虐殺」や「三光作戦」などをテーマとする中国の反日宣伝や、中国人による戦後補償要求など、中国政府の戦略と軌を一にしていることは確かである。このような会と高金素梅は、いかなる接点があったのだろうか。

 それからもう一つ触れなくてはならないのは、彼女の靖国訴訟を支援する「小泉首相靖国参拝違憲アジア訴訟団」である。彼女の起こした裁判の原告には百人以上の日本人も含まれているが、その中には中核派、労働党、革命的共産主義者同盟のメンバーや、これら極左グループと提携する左翼知識人らが名を列ねている。高金素梅と彼らは、なぜ手を携えるようになったのか。

「小泉首相靖国参拝違憲アジア訴訟団 大阪訴訟ホームページ」に掲載された「ニュース第七号」(二〇〇二年十月十五日)は、高金素梅が反靖国活動に乗り出した経緯を次のように伝えている。

 

「心に刻む会」が毎年開催している「8・15」のつどいが、今年は「靖国」特集ということで、我々訴訟事務局に声がかかったのが、さる五月末ごろだったと思う。打ち合わせに行ってみると、靖国に合祀されている韓国や沖縄の遺族は招く事になっているが、台湾からもぜひ呼びたい、ついては知り合いとかルートはないだろうかという話になった。六月にたまたま別件で台湾に行く機会ができた。(中略)一度「原住民部落工作隊」に行って聞いてみたらと勧められ、一緒に訪問することになった。それから約一ケ月が経過した。台湾から電話である。遺族に会えそうだという。(中略)少数民族出身の立法委員(国会議員)も会いたいという連絡もあった。

 

 この「少数民族出身の立法委員」が高金素梅である。「部落工作隊」とは表向きは原住民の権利の向上を目指すグループだが、高金素梅の背後で動いている組織でもあり、最近では日本の左翼グループとの交流もあるようだ。続けて訴訟団事務局は、こう語っている。

 

 早速二名行った。立法委員の事務所でお互いに挨拶し打合せ後、遺族の待つ新竹県の山中に行く。(中略)こうして「8・15」集会に遺族や立法委員の招待が現実のものとなると同時に、遺族が靖国神社を合祀取り下げに訪問するという事が実現したのである。

 

 この「ニュース」を読む限り、高金素梅の来日のきっかけは、「心に刻む会」から、第十七回集会に韓国人だけでなく台湾人も参加させて内容により説得力を持たせたいとの希望を受けた訴訟団事務局が、台湾の「部落工作隊」に話を持ちかけたことだったようだ。この話に乗った彼女は、この集会に参加して合祀取り下げ要求も行うことになった。靖国神社社頭での「合祀取り下げ要求パフォーマンス」も、日本人に入れ知恵されたとおもわれる節がある。高砂義勇隊にも靖国神社にも無知だった彼女が、日本の左翼の誘いに飛びついて反靖国活動を開始したことは、疑いないようだ。

 

●「被害者」扱いは高砂義勇隊への許し難い侮辱


 日本統治下で「抑圧」を受け、あるいは「侵略戦争」に駆り出された、と彼らが言う直接の「被害者」である台湾の老世代は、高金素梅の行動をどのように見ているのだろうか。

 それを語る前に、まず史実を確認しよう。まず高金素梅が非難する「日本軍による一九一〇年〜一九一五年の原住民大量虐殺」とは、日本の台湾総督府による原住民の平定を指しているようだ。外来政権への帰順を拒み、徹底抗戦に出た勇猛な原住民は、清国時代以来、統治当局や平地住民にとっては治安、開発における大脅威だった。

 山は彼らの天下である。清国軍は歯が立たず、討伐を諦めたが、日本軍は五年にわたる戦闘の末、ようやく彼らを平定した。もちろん原住民にとって外来政権に帰順する筋合いは全くなかったが、日本の台湾近代化政策の流れの中で、起こるべくして起きた悲劇であった。

 原住民によって編成された大戦中の「高砂義勇隊」について少し触れておきたい。大東亜戦争勃発の翌一九四二年一月、まだ台湾では徴兵制度はおろか志願兵制度すらなかったが、フィリピンでの密林戦で苦戦していた日本軍は、山岳民族である台湾の原住民に着目し、台湾総督府を通じて従軍志願者を募った。すると五千人もの原住民(当時の原住民人口は約十五万人)が志願に殺到したのである。そこから五百人が選抜され、高砂義勇隊(この第一回に限り「高砂挺身報国隊」と命名された)が編成された。

 このとき選抜されなかった者の多くは怒り、悔しがり、涙を流し、血判書を提出するなど、大騒ぎをしたことが語り草になっている。この時代、「兵隊になってこその一人前の国民」「戦に行けないようでは男でない」と言うのが原住民の一般的意識であったことは、当時を知る人に聞けばすぐわかる。高砂義勇隊は軍属ではあったものの、その戦闘ぶりは特筆に値する。

 

「人間業とは思えない敏捷さ、獣のような視聴覚と方向感覚、……軍紀の厳正さは正規軍を凌ぐとまでいわれ、しかも純真無垢な心と自己犠牲の精神は、戦友の胸を強く打った。……かくして、瞬く間に信頼と友情、そして尊敬の念をかちえてしまった」(名越二荒之助・草開省三編『台湾と日本交流秘話』)

 

 よく取り上げられるのが、米五〇キロを背負ったまま餓死した義勇隊員の感動的なエピソードだ。彼は前線で飢餓に苦しむ日本人の戦友のため、山を越えて米を取りに行った。そして前線に戻る途上で力尽きたのである。自らは一粒も手をつけることなく……。義勇隊の記録は少なく、その実態はあまりわかっていないが、フィリピン、ニューギニア、モロタイなどの激戦地で過酷な戦いを強いられたことはたしかである。林えいだい氏が戦後に調査して纏めた『台湾の大和魂』(東方出版)によると、義勇隊の派遣は七回あり、総員四千人に上ったらしい。

 ある遺族は「三千人が帰国していない」と言っていたから、悲惨な限りだ。だが、私は台湾人として、このような義勇隊を心から誇りに思う。これを「抑圧」された結果と言うなら、これほど彼らに対する侮辱はないだろう。なぜなら、当時の台湾人は日本国民だったのである。その彼らが国民としての義務と使命を、命を顧みずにここまで立派に遂行していたことは称賛に値する。それを戦後の後知恵で「被害者」と見なしたら、勇者たちの魂は「犬死扱いされた」と怒り、悔しがることだろう。自己の利益の追求を至上とする中国人的思考からは、国に殉ずる戦士の心など理解できないのであろう。

 もちろん私は、台湾人は日本国民であるべきだと言っているのではない。当時の時代的環境から見れば、台湾人は外来政権に支配される存在であったと言うことだ。それでも、この歴史過程で台湾人は、日本の統治を通じて今日に繋がる近代的国民の資質を体得したのである。それを「植民地下の抑圧」と恨むだけでどうするのだ。台湾人は、その歴史経験をバネにして、未来の台湾人の国造りに邁進すればよいのである。それを考えることなく、台湾は中国の一部との観点から、日本への復仇心に燃える中国人的な発想を、台湾人である私は断じてとるわけにはいかない。

●歴史の捏造に憤る台湾の老世代


 高金素梅は、日本の戦争を「侵略戦争」だと簡単に決めつけるが、その是非を言う以前に明らかなことは、台湾の戦後世代はあの戦争の実態をほとんど知らないことである。それは、国民党政権の中国人化教育で、「野蛮な日本人は侵略した」としか教わっていないからだ。

 あの戦争を体験している台湾の老世代は一般的に、ある意味では日本の老世代以上に、日本の過去に肯定的だ。それは、東京裁判史観の洗礼を受けなかったことや、戦後の中国人支配者への反撥もあったからであろう。だから、彼らの歴史を見る目は比較的に冷静なのである。

「過去に肯定的」と言うのは、単に「親日」と言うのではなく、反日目的の歴史捏造などを行わないことである。だから、彼女の行動に憤る老世代が多いのだ。まずいきり立ったのは、原住民の老世代である。特に元高砂義勇隊員の怒りは凄まじい。元義勇隊員たちが、いかに「過去」を誇りにしているかについては、すでに多くのルポが明らかにしている通りであり、また直接彼らと出会って、そのような話を聞かされた日本人も大勢いると思う。

 二、三年前、反日的な台湾の日刊紙『中国時報』が、日本の被害者としての原住民(高砂義勇隊のこと)をテーマに特集を組んだことがある。しかし、取材に応じた生還者や遺族は、誰一人日本の悪口を言わず、強制ではなく志願しての出征だったと強調した。そのために、この特集を取材した記者がそれを訝(いぶかし)がるだけで記事は終っていた。

 私の知人の数名の原住民老世代は、一様に高金素梅について憤りを隠さない。「日本は山の人間に悪いことをしなかった。しかし、原告として二百人が名を列ねた。だから私たち山の者(原住民)は、それを批判する三百名の署名を集めているところだ」「日本からお金(補償金)をもらったら、あなたたちに上げると言って、(協力者として)名前を書かせている」「あんな若いやつに歴史なんかわかるものか」と、日本語で息巻いていた。

 原住民ではないが、ある元日本軍属の台湾人は興奮気味にこう語った。「日本時代、台湾人は確かに差別を受けた。しかし、従軍してヨーロッパの植民地だったマレー、ベトナム、ビルマの悲惨な状況を目の当たりにして、台湾人がいかに幸福であるかがよくわかった。日本が戦わなかったら、今でもアジアは植民地だ。私たちは日本に感謝しなければならないのに、靖国神社を訴えるとは許せない。必要なら法廷に出て、本当の歴史を話しても構わない」と。

 この人たちの実名はあえて明かさないが、原住民を含む老世代(ことに従軍経験者)の多くが、このような気持ちでいる、と私ははっきり断言できる。彼女は日本人だけでなく、大勢の台湾人の感情をも傷つけているのだ。

●「靖国神社は台湾人に代わって慰霊してくれている」


 このようなことを話した原住民の遺族もいた。「日本人は私たちに代わって(台湾人も祀られている)靖国神社にお参りしてくれている。日本人には感謝しなければいけないのだ」。台湾では李登輝時代以前の白色テロ(恐怖政治)時代、日本軍に従軍した台湾人は、中国の敵国に協力したとされ、みな迫害を恐れて過去については口を閉ざすようになった。そのために、高砂義勇隊のことも忘却の彼方に追いやられた。

 しかし、日本人の一部はそれを忘れなかった。その戦死者を慰霊しているのも、日本の靖国神社だけだった。だから、この遺族は「日本に感謝しろ」と言っているのだ。なぜ原住民たちがはるばる日本へ渡り、靖国神社を参拝するのか、今の私にはよくわかる。靖国神社のように、感謝と尊敬の真心を込めて彼らの魂を慰めてくれる施設は、台湾には今のところ存在しない。「魂を異郷で放浪させたくない」と語る高金素梅は、台湾で、一体、どのような慰霊計画を持っているのだろうか。

 台湾人一般が高砂義勇隊のことを知ったのは、せいぜい二〇〇一年、小林よしのり氏の『台湾論』が台湾で翻訳出版された後のことだ。親台湾の『台湾論』に、反台湾の外省人(戦後中国からやってきた新住民)が危機感を抱き、『台湾論』排斥運動を起こしたのである。彼らは同書にある「高砂義勇隊は志願だった」という箇所に難癖をつけ、「志願ではない。強制だった」と大騒ぎした。それまで原住民には何の関心も持っていなかった連中が、今頃になって何を言っているのか、と思わせる一幕だった。日本人は高砂義勇隊に感謝をし、慰霊も行っているが、外省人のやることと言えば、せいぜい戦没者を政治的に利用するだけである。彼らは戦後、台湾人を弾圧、迫害し続けてきたが、今度は台湾人の魂まで弄んでいるのだ。

 では、戦後世代の台湾人は、日本の「過去」をどう考えているのかと言えば、すでに述べたように一般的には何も知らない。なぜなら近年に至るまで、日本時代のことは学校教育ではほとんど触れられておらず、総統府をはじめとする官公庁や各種の学校など、古いが立派な建物や、鉄道、道路、上下水道などの建造物も、それどころか木造の日本式家屋さえも、日本人が建てたことを知らない人が大勢いるのだ。それでも、一般的に台湾人は日本に好意的で、中国や韓国の対日感情とは全く違う。それは、親日的な親や祖父母の世代の影響、台湾人の大らかな性格、実際に接触した日本人への親近感などによるものであろう。

 さらに近年、台湾の歴史への関心の高まりや、若い世代による日本時代の研究が盛んになるにつれ、政治的な反日歴史教育への反撥も相俟って、日本統治に対する再評価が進行している。そのような中での高金素梅の反日行動を、大多数の台湾人は異様に感じているのが現実である。




●台湾原住民というけれど


 彼女の母親は台湾原住民のタイヤル族だが、父親は戦後台湾に渡ってきた中国人軍人(外省人)である。中国人軍人は台湾人を大量に虐殺した二二八事件の加害者としてのイメージが強いため、台湾人に敬遠された。蒋介石政権に厳しく抑圧されていた当時の台湾人は、陰で中国人を「阿山仔」(唐山=中国からきた奴)や「猪仔」(豚のように食い散らす奴)と呼んでうっぷんをはらしていた。

 あの時代は、無実の台湾人が刑務所に入れられ、処刑される例が山ほどあった。憲兵は白いヘルメットを被っているから、この恐怖政治は「白色テロ」と呼ばれた。蒋介石独裁政権の恐怖政治に加担した中国人軍人は、台湾人に嫌われて台湾社会では浮いた存在となった。その分、彼らは中国人意識が強く、人生の大半を台湾で過ごしながら、台湾人ではなく中国人であると強く主張している。そのために台湾で生まれ育った彼らの子供たちも、台湾人としての意識は薄い。彼女が強い中国人意識を持っているとしても不思議ではない。

 芸能人を目指していた彼女は、台湾中部の「青年高校」(演劇科)卒業後、すぐ芸能界に入り、映画やテレビドラマに出演し、歌手としても活躍した。しかし、芸能活動よりもスキャンダルが彼女を有名にしたのだ。数々の不倫騒動から「誹聞天后」(スキャンダル・クイーン)のあだ名をマスコミに付けられ、しばしばワイドショーや週刊誌のタネにされた。

 こうして有名になった彼女は芸能界にとどまらず、ビジネスにも精を出したが、トラブルの連続であった。一九九六年に彼女が所有するウェディングドレス店「梅林新娘会館」で火災が起こり、何人かの死傷者を出した。不審な点が多かったため、犯罪が絡んでいるのではないか、と台湾の司法当局が調査に乗りだしたほどである。

 タレント時代の彼女は、「金素梅」の名前で芸能活動を行い、原住民の身分を隠していた。比較的に当選しやすい原住民枠で立候補するため、彼女はタイヤル族である母親の苗字を加えて、高金素梅としたのである。選挙キャンペーン中、彼女は台湾原住民の民族衣裳をまとい、顔に刺青模様のペインティングを施し、派手なパフォーマンスで話題を呼んだ。素朴な原住民には決して真似のできない振る舞いと得意の演技で、高金素梅は国会議員の座を手に入れたのだ。

 しかし、彼女のスキャンダルは、国会議員になってからもやむことなく、相次ぐ不倫の噂にマスコミは彼女を「情欲立委」(欲望に溺れる国会議員)と呼んだ。

●親中国勢力に支えられ


 無所属の高金素梅を支えている主な政治団体は、前述した「部落工作隊」である。この組織は原住民の権益を守ることが目的だと称しているが、その重要メンバーは極めて中国に近い。「部落工作隊」の中心人物である陳明忠と張俊傑は、今回の靖国訴訟の原告にもなっている。陳明忠は過激派親中国左翼組織「夏潮」(China tide)の前会長であり、現在も積極的に「夏潮」に関わっている。 

張俊傑は、今回の靖国訴訟で高砂義勇隊遺族代表と称している張雲琴華の夫で、台湾を中国に併合させることを目的とする組織「中国統一聯盟」の前幹事長でもある。彼は以前から、原住民の自治運動に関わってきたが、実際は、原住民を中国に送り込んで中国の政治イベントに参加させたり、台湾原住民に「統一思想」と「中国人意識」を植え付けるなど、中国の協力者である。

 高金素梅をバックアップしている「部落工作隊」「中国統一聯盟」「夏潮」などすべての親中左翼団体は、中国との繋がりが深いことから、彼女の行動に中国の意図が隠されていることも推測できる。実際、彼女が扇動している原住民自治運動は、民族間の矛盾を利用して台湾を撹乱する中国の対台湾工作のやり方と一致している。原住民組織である「タイヤル族民族会議」のウデュフ・ラバカ幹事長は、「彼女は原住民出身であることを隠していたくせに、今は個人的な利益のために純朴なタイヤル族同胞を利用している」「タイヤル族として、彼女のやっていることは認められない」と厳しく批判した。

 タイヤル族原住民の身分を利用して、彼女が起こした靖国訴訟は、タイヤル族のためではなく、ましてや台湾のためでもない。台湾人で初めてとされる今回の靖国訴訟は、彼女を利用した親中反日左翼の新たな手口と考える方が妥当である。

●靖国問題を巧妙に操る胡錦涛政権


 中国の新しい指導者胡錦涛は国家主席に就任後、歴史問題への言及を控えるなど対日接近政策をとり、小泉首相との初対面の時にも靖国問題に言及しなかった。これを中国の「新思考外交」として、大方の日本のマスコミは好意的に取り上げている。実際、胡錦涛に強い影響力を持つとされる時殷弘・中国人民大学国際関係学院教授は、日中国民間の嫌悪感の増長は危険との理由で、「対日接近は最も必要であり、中国の安保、外交環境の改善に価値ある『迂回戦略だ』」(『戦略と管理』二〇〇三年二月号)と述べている。

 しかし、これを中国の靖国カードの放棄と取るのは、いささか短絡である。中国政府が対日接近を「迂回戦略」と考えているのは、反日の基本路線に変更なしと言うことだ。これがいかにも中国人的発想であることは、台湾の「中国化」社会で育った私にはよくわかる。日本糾弾の中華愛国主義で支えられている中国が、反日を止めることはあり得ない。

 一連の歴史問題をめぐる中国の対日抗議、内政干渉には、絶えず日本国内の左翼グループが援護射撃を行ってきた。中国政府は直接大っぴらに日本を攻撃しないとすれば、彼らへの支援、教唆、懐柔を強めていくのが中国人の手口である。台湾原住民を新たに加えた反日ネットワークで靖国に代理戦争を仕掛けることは、攻撃力を増強しながら台湾と日本を離間させる一石二鳥の戦術にもなるのだ。 

中国は、周辺諸民族を支配下に置かなければ、満足する国ではない。東アジアの民族心理の歴史から言えば、中華世界秩序は古来、国家意識の欠如した事大主義、屈服主義の周辺諸民族の存在を前提として成り立っていた。近代に入ってからも、中国に媚びる人間は常に反日だった。これらは全て、現在の東アジアの反日勢力にも当てはまるのではないか。靖国問題も、戦争賠償請求も巨視的に見れば、歴史問題と言うより、日本打倒を通じてアジアの秩序を改編する動きとして捉えることもできそうだ。

 もともと戦後日本の左翼運動は、本質的には中国に対する事大主義の革命運動である。「親中反日」然り、「親中反台」然りだ。彼らは東アジアにおける「新中華世界秩序」の建設に勤(いそ)しんでいるわけである。元来、左翼は国家権力に対抗する反体制派のはずであるが、国家権力に対抗することと、国家を売り飛ばすことは次元が異なるのだ。事大主義に走ること自体、すでに彼らが権力志向になっていることを意味しよう。日本人は平和、人権の美名に惑わされ、自国を他国に売り飛ばそうとする勢力に寛大すぎる。

 私はクリスチャンだが、現在の国家、社会が先人の努力と犠牲の上に成り立っていることを考えれば、先人への感謝を捧げる施設として、日本人は靖国神社を断固守るべきだと思う。外国人でありながら、しかも自分の政治的な野心から、平然と靖国神社を冒涜する立法委員は台湾の恥である。私は台湾人として、彼女の行動を許すことはできない。彼女は台湾人としてではなく、中国人としてこの訴訟を起こしたのである。この訴訟は、中国の代理である左翼勢力と、日本民族の魂の戦いなのだ。

●酷似する台湾と日本の戦後思想状況


 実を言えば、国の裏切者や、それを放置する国民と後押しするマスコミの存在については、日台両国の社会状況は極めて似ている。日本の「反日」と台湾の「反台」の両勢力も、思考、行動パターンがほぼ同じだ。どちらも、よく似た戦後思想状況の落とし子なのだ。戦後、日本では祖国否定の思想によって学界、教育界、マスコミが支配され、日本肯定思想は異端視され、罵倒されてきた。台湾では「台湾」を軽視する大中国思想によって人々